2024年活動報告

終活同好会の活動報告です。

尚、終活同好会は2024年2月からJSC – Japan Senior Communityと名称を変更して活動しています。詳しくは、こちらをご参照下さい。

1月23日(火)

今日は終活同好会でいつもより多い29名の参加で、テーマは「終の棲家は英国か日本か」がテーマでした。

2013年の英国在住日本人高齢者を対象とした意識調査で、70%以上の人が在英20年・30年以上、46%の人は英国に永住予定をしており、43%の人は英国に永住か日本に本帰国かを決めかねている事、80%以上の人が不動産を所有している事、老後の色々な不安・必要な準備、英国と日本で言葉・食事・天候・医療・介護・自然災害・テロ・物価等に違いがあるが、最終的には家族との絆が最も重要な要因では等について情報共有しました。

その後、英国・日本の介護制度の比較、英国では2025年10月から介護費用の個人負担額£86kの上限が設定され、それを超えた分で個人の所得以上の介護費用は公的負担となる予定で有る事、CCRC – Continuing Care Retirement Communityと言う60歳・70歳代の元気な内から高齢者専用の施設に入居し、同世代とアクティブに運動・文化活動を活発に楽しむ新しい形態の高齢者の暮らし方、日本のCCRCの代表的な例として千葉県千葉市のスマートコミュニティ稲毛、神奈川県のVintage Villaの紹介、それらの施設入居費が数千万円掛かり、それには施設利用権と不動産分譲所有権と言う二つの違い、入居一時金には償却期間が設定され償却期間前に退去する場合は入居一時金が返金される制度もある事、日本には福祉介護士と言う国家資格が有り介護サービスの品質向上に役立っている事、日本で今年4月から不動産相続した場合はその登記・名義変更が義務化され、それを怠った場合は罰則が設定される事等について情報交換しました。

第二部ではMicrosoft・Google Mail・Apple Mailでのメールの添付ファイルの削除方法について情報共有しました。