英国と日本の医療介護制度の比較

英国と日本の医療介護制度の比較をまとめると、以下の通りです。

  医療 介護
英国
NHS  (National Health Service)
無料
(歯の治療については、18歳未満の未成年、妊婦、12か月未満の乳児の母、低所得者以外は有料)
原則全額自己負担
(現在は個人資産が£23,250未満の資産・収入の少ない人に対する公的補助制度有り。その金額は2023年10月から£100,000に引き上げられる予定。更に、2023年10月から、介護費用の自己負担額は生涯で£86,000を上限とする制度を導入予定。その£86,000に達した場合は、それ以降の介護費用は公的負担となる。)
日本
健康保険
3割自己負担
(小学校就学前の子供、70歳以上の高齢者は2割、75歳以上は1割自己負担)
介護保険
1割自己負担
(年収280万円以上の人は2割、年収340万円以上の人は3割自己負担。但し、月額44,400円が上限。)

尚、夫々の国の医療・介護サービス内容の質、言葉、食事の違いについては、この比較には含まれていない事は言うまでもありません。