日本の有料老人ホーム

自身の老後の住まいについて、日本の場合の選び方を考えます。

皆さんは、これまでもご自身のライフスタイルの変化に対応する為に、住まいを変えてこられたと思いますが、では老後の住まいについては如何でしょうか。

子供の独立、本人・配偶者の高齢化に伴う病気・介護・死別等、これまで、又はこれから起こり得るその様な環境の変化に対応する為に、英国に住み続けるか、或いはいつかの時点で日本に帰国するか熟慮されておられる方も多いと思います。そして、やはり色々なご事情で日本に帰る場合、その住まいは、便利な都会が良いか、自然環境も良く安い地方が良いか、一戸建て・フラット・施設での共同生活か、自立型か、医療・介護・生活支援サービス付きか、色々考慮するポイントが有ります。

日本では、高齢者向けの住宅について、以下の様に細かく分類されており、自身の医療・介護等の依存度、予算等によって、どれが一番本人の状況・要望に適しているかを見極めて選択する必要が有ります。

 特別養護老人ホーム  公営、終身利用可。低価格と手厚いサービスで人気。原則65歳以上・要介護3以上。食事・入浴・排泄等の日常生活の介護・機能訓練・健康管理・療養上の世話。入居希望者が多数で、申し込んでから入居まで数年かかる場合あり。平均入所期間は、3-4年。
 介護療養型医療施設  医師・看護師・介護士は常勤。手厚い医療ケア有り。医療法人の運営が殆ど。リハビリ施設有り。レクリエーション施設は少ない。胃ろう・たん吸引・インスリン治療等も対応。相部屋が殆ど。平均入所期間は1-2年。
 介護老人保健施設  医師・看護師・リハビリ専門者常勤。公的な介護保健施設。要介護1以上の高齢者の自宅復帰を目指す。リハビリ・栄養管理・食事・排泄・入浴サービス有り。在宅復帰を目標とし、平均入所期間は数ヶ月。レクリエーション施設は少ない。
 介護付き有料老人ホーム  入居条件は、原則として65歳以上の要介護者。看取り可能の施設が多い。食事・排泄・入浴等の介護サービス付き。レクリエーション施設も充実。費用は割高。都道府県から特定施設入所者生活介護サービス施設の指定を受けている。介護専用型・混合型が有り、混合型は自立者も入所可。
 住宅型有料老人ホーム  60歳以上の自立者・要介護軽度の方が多い。レクリエーション施設・イベントが充実。外部の医療機関と連携。介護付き老人ホームより割安。
 ケアハウス  60歳以上の高齢者向け施設。一般型・介護型(A型・B型・C型)。食事・掃除・洗濯等の生活支援サービス、軽度の介護サービス有り。要介護3以上は退去も有り。原則個室、レクリエーション施設多数。
 グループホーム  高齢者が専門スタッフの援助を受けながら、5-9名の少人数で一般住宅に共同生活。夫々の能力に応じて、料理・洗濯・掃除を分担し、自立した生活。地域交流に重点。
 サービス付き高齢者向け住宅  要介護度の低い自立者向け。利用者の状態にあわせてサービス内容を決める。安否確認・生活相談・生活支援。自由度が高い。医療・介護は外部業者と連携。レストラン・温泉・シアタールーム付きもあり、入居者同士の交流も盛ん。賃貸契約。
 シニア向け分譲・賃貸住宅  60歳以上の自立したシニア向け。原則終身。コンシェルジュ・レストラン・ジム・シアターが併設されている場合も多い。安否確認・緊急時対応可。医療・介護サービスは無い。分譲、又は賃貸。

老後の住まいの選択のチェックポイントは以下の通りです。

*環境(自然・公園)・利便性(駅・バス停・銀行・郵便局・病院・スーパー・コンビニ等)
*入居条件・身元引受人・退去条件(年齢・要支援・要介護度・認知症)
*入居一時金(償却期間)、月額費用(入居費・食費・光熱費・管理費等)
*居室(個室・相部屋)・共同施設(コンシェルジュ・食堂・浴室・トイレ・談話室・レクリエーションルーム・リハビリ室等)
*安否確認・医療・介護・認知症・持病・リハビリ・緊急対応体制・スタッフ(医師・看護師・介護士)の人数(常勤・非常勤・昼間・夜間)
*外部医療・介護施設との連携
*運営団体の経営状態、倒産・施設閉鎖の場合の保証金返却の有無

有料老人ホームの選び方

日本の婦人之友社発行の「明日の友」2020年6-7月号で、特集「家庭的な終の棲家・有料老人ホームの選び方」と言う特集がありました。

最後はどこで?高齢の住まい・種類と選び方、入居費用の試算、費用は抑え、リスクは避ける有料老人ホームの後悔しない選び方、年金で入れる公的なホーム・ケアハウスとその他の住まい、満足度の上る選び方・暮らし方、ホーム見学チェックリスト、住まい方は生き方等について全28ページの、広範囲な特集記事です。参考にして頂ければ幸いです。(こちら

みんなの介護

みんなの介護と言う名前の有料老人ホームの検索サイトで、掲載物件数は約47,000件以上と、利用者数・入居実績は業界ナンバー1と言われています。有料老人ホームの紹介のみならず、老人ホームの種類、費用、選び方、認知症、年金、介護保険、在宅介護等についての解説もあり、大変参考になると思います。

https://www.minnanokaigo.com

 

Lifull

Lifullと言う会社がサイトの運営をしており、有料老人ホームの掲載施設数は38,000件以上です。有料老人ホームの紹介のみならず、老人ホーム・介護施設の種類・特徴、入居条件、選び方、暮らし方、認知症・介護保険等の説明もあります。

https://kaigo.homes.co.jp